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「さて………じゃあ本……」
裕希が話そうとしたとき、何処からか声が聞こえた。
裕希の肩が一瞬びくっとしたのは気のせいだろうか?
「まったく、何故今回はこうも礼儀を知らない者が来のだ」
裕希が立ち上がる。
「じゃあ、後は頼んだぞユータ」
裕希がそう言った。
「お姉様‼」
数秒後誰かが入って来た
声からして女性だった
「あら?お姉様がいない」
女性が辺りを見回す。
「ユータさん、お姉様を見ませんでした?」
女性が訊く。
「あぁ、裕希ならさっき出ていったよ」
ユータが誤魔化す。
「そうですの……」
女性が肩を落とす。
「それで、そちらの方は?」
女性が今気付いたように言う。
「シアールって言います」
私は自己紹介する
「わたくしはミカサ・クラリッサと申しますわ。よろしく」
ミカサも自己紹介してきた。
「さて……それでは急ぎますので、ごきげんよう。お二人共」
ミカサが出ていった。
「お姉様ー‼」っと叫びながら
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