1人が本棚に入れています
本棚に追加
Side Free
二人がリーダーのいる部屋に着いた。
「リーダー、入りますよ」
ユータがドアを開ける。
「遅いわよ」
「すいませ………」
ユータが言葉を最後まで言う前で周りを見た。
そして左手を額に当てる。
「また飲んだんですか?」
辺りには酒の瓶などが転がっていた。
「大丈夫大丈夫たった2~3本だから」
周りには一升瓶が3本転がっているようだがあえてユータは突っ込まなかった。
「で?なんの用です?」
ユータが話を切り出す。
「そうそう、その事だけど今アリスとキールも呼んでるから」
リーダーが言う。
数分後
女性が入って来た。
「あれ?キールは?」
リーダーが言う。
ということはこの人がアリスなのだろう
「キールなら面倒だって寝てますよ」
アリスが肩を落とす。
「で、例の件は?」
リーダーが真面目な顔で訊く。
「はい、その子のことなんですが………帝国のデータベースをハッキングした結果、帝国の新型のようです」
「❗」
シアールとユータが驚く。
「そう…………」
リーダーが言う。
「ちょっと待て、シアールが帝国の新型ってどういうことだ……?」
ユータが言う。
「その子はシアールなんて名前じゃない……型式番号F-02……新型の改造強化人間(アンドロイド)よ」
アリスが淡々と言う。
最初のコメントを投稿しよう!