レジスタンス

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一時間後 「大体見て回ったかな?」 ユータが言う。 「いいえ、まだとっておきの場所がありますわ。ね、お姉様」 ミカサが言う 「あぁ、あの場所か」 裕希が頷きながら言う。 「何処かあったか?」 ユータが言う。 「お前と言う奴は……私達の思い出の場所があっただろう」 裕希が呆れたように言う。 「思い出の場所…………あぁ!俺がお前と出会って初めて行った場所か!」 ユータが思い出す。 「やっと思い出したか……馬鹿め」 裕希が言う。 「では行きましょう」 ミカサが裕希の手を引く。 「おい、引っ張るな。転ける」 裕希が走りながら言う。
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