彼氏

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何も、言えなかった。 渇いた声で、微かに震える声で、笑う智祇を慰める言葉が、かける言葉が分からなかった。 「変な事言ってごめん。」 そう言って智祇は、私に背を向けた。 私は逃げる様に病院を出た。
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