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中はホコリ臭く、辺りを見回しても誰も居ない。
俺だけか…
ふと視線を感じ
後ろに振り向く
そこには同い年くらいの少女がじっと俺を見ている
白い綺麗なドレスのようなワンピースの衣装を身にまとっている
透き通るような白い肌、大きな目、可愛らしいピンクの口、舐めまわすように見ても、何一つ妥協するところなく美しい
しばらく見つあったあと、彼女は口を開く
「……ようこそ」
とボソリと一言
落ち着いているようで、甘く惑わすような声が胸に染みる
俺は、何故か赤面した
可愛い…
「お客様…一人だけ…特別………」
俺の服をクイクイっと引っ張る
こっちに来いと言う意味らしい
引っ張られながらも、彼女の顔をガン見
伏せがちな目は、長いまつげがかかっていて
より彼女の魅力を感じさせた
ここで初めて
来てよかったと思った。
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