サーカス(上)

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「あなた…の…大切なもの…何?」 不意に聞かれ、答えるのにしばらくかかった。 「…思い出」 …かな 目を丸くして少し驚いた顔をしてから、にこりと微笑むと 「珍しい…人…」 とまたボソリ… さらに俺は赤面した 自分の言ったこと変だったかな… 微笑んだ顔がまた俺に染みた きっと俺は今茹でだこのようになっているだろう 「サーカス…どうしても見たい…?」 「え?」 「見せてあげる」 「どうゆうこと…「来て。」 「あなた…とっても好き…だから見せてあげる」 俺は、いつのまにか大きな広場にでていた。
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