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それから四人は宿の中に入り今は玄関にいた。
「ジークが101号室デビがその隣の102号室で最後にスーラが103号室だ。明日は学校に7時来てもらう。それでは私は帰る」
軽くジーク達に説明した後リュウは宿を出ていき学校に向かっていった。
「ふぁ~俺は疲れたから寝るわ。おやすみ」
手を口の前に持ってきてジークは大きな欠伸をしてからいう。
「おやすみ」
そして三人はそれぞれの部屋に入り眠りについた。
翌日、ジーク達はリュウに言われたとおり学校に向かった。
するとリュウはもう来ていて、他に何人かの先生らしき人もいた。
「これからお前達にはそれぞれの先生についてもらう。まずデビお前にはジャックについてもらう」
「よろしく」
短髪でがたいのいい男がいう。
「次にスーラには……レイがいいな」
「えっ、わたし!!」
金髪のロングヘアーの女性が慌てながらリュウに聞くが、リュウは無視して話を続ける。
「そして最後にジークには……クロがいいな」
「えっマジかよ!! クロの奴が来ているのかよ!!」
一人慌てるジャックをよそにスーラは自分の隣にいるレイに顔を向ける。
「レイさんクロさんって人はどんな人ですか?」
「簡単に言うと凄腕のスパイね。世界中のスパイで知らない人がいないというほどの有名人」
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