裏への入学

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「確かお前にはコミュニケーションの才能があるらしいな」  あれからジーク達はそれぞれ担当者ごとに離れて授業を受けていた。 「はい、でもコミュニケーションってなんの役にたつんですか?」 「いいか、例えば欲しい情報があるだろう。 その情報を手に入れるのには情報を持っている相手と接触しなくてはならない。 もしその時に会話に失敗してみろ、情報は手に入らないのはもちろん殺されるかも知れない」 「まぁ~そうなりますね」 「だからスパイにとってコミュニケーションはとても大切なもんなんだ。わかったか?」 「わかりました」
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