裏への入学

7/8
前へ
/335ページ
次へ
「スーラは確か機械の才能があったわね?」 「はい、でもそれってどんな才能ですか」 「簡単に言うと相手の機密情報をパソコンなどを駆使して情報を得たり、逃走などに使われる乗り物を他人より早く覚えるなど機械の扱いが優れているの」 「それだけ?」  するとレイは目付きを変えてスーラを見る。 「それだけってあんまり軽く見ない方がいいわよ。そういうバックアップしてくれる人がいるといないとでは任務の成功率は全然違うのよ」 「すいません」  レイはスーラが反省しているのをわかってから目付きを戻す。 「それじゃ始めるわよ」
/335ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2834人が本棚に入れています
本棚に追加