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今日はクリスマス。
だから彼と待ち合わせ。
でもなかなか来ない彼。
「さむっ…」
白い息で冷えた手を温める。
裕}ごめん!!待った…?
そこには赤いマフラーをした愛しい彼がいた。
「遅い!!バカ裕翔!!」
私は彼を置いて足速に歩いた。
裕}あっちょっ待ってよ!!これあげるから!!
そういって渡してきた物は私が大好きなホットココア。
「んっ…」
裕}機嫌直った?
「………」
裕}あっちょっと!!
少しすると足音は聞こえるものの声が聞こえなくなった。
「裕翔…?キャッ!!」
私が振り返ると目の前には彼の顔。
今にもキスできちゃうくらい……
裕}メリークリスマス♪
そういって小さな箱を渡された。
「なにこれ…?」
裕}どうぞ?
「あっ……」
そこには"愛してる"と書いてある紙と前から私が欲しがっていた指輪。
裕}それ買ってたら遅くなっちゃった…ごめんね?
「う、ううん!!ありがとう!!大好きだよ…裕翔♪」
そういって私は裕翔に抱き着いた。
裕}えっ?大好きなの?
「っ///愛してる…!!」
裕}俺もだよ
耳元で囁かれた私は顔が真っ赤になったのは言うまでもないです……
~End~
裕翔君は赤いマフラーが似合うはず←
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