プロローグ

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数分後、守は戻ってきた。 「「守、あれって彼女?」」 「っ!!! 二人ともおんなじことを口を揃えて言うなよ。 違ぇよ。あれは1-Cの眞中 美沙紀(マナカ ミサキ)。俺の幼馴染みだ。」 「「なーんだ。」」 「だからぁ… 口を揃えて言うなって!! てか、お前ら息ピッタリだな。」 「「確かに。」」 俺と悠生は思わず顔を見合わせて笑った。 それからしばらく、俺たちは笑いの絶えない話を続けた。 俺…今、心から笑ってる…。 こいつらといると、すごく楽しい。 俺は、こいつらのことを信じてもいいのかな…
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