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空side
空「いってきますね。」
敬「寄り道せず帰ってこいよ」
空「はい!」
玄関先で微笑み合った二人
バイトへ着くとそこには大輔さんではない人がいた
空「店長~。今日大輔さん休みですか?」
奥の部屋へ行き店長に尋ねる
「いいや?眞木は夜から。なんかシフト変えてほしいって‥」
空「そうですか‥。」
「あと眞木は今月いっぱいで辞めるから」
空「え!?そんな突然‥」
店長の言葉に驚く
避けられるのは当然だと思ってた。いっそこのまま会わずに終わってしまったほうがいいのかもしれない
「地元に帰るらしいんだ。でもシフトまで変えるなんて‥‥お前ら喧嘩でもしたの?」
心配そうに聞いてくる
空「いえ‥してないです。失礼します」
頭を軽く下げ仕事に戻る
空「朝は暇ですね。大輔さん」
「‥‥大輔じゃないです」
空「‥‥!!!ごめんなさい‥つい」
いつもの調子で呼んでしまった名前に慌てる
何やってんだ私‥。
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