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しばらくすると、菜美が帰ってきた。
菜美は、プリンちゃ~んと呼びながら、私のそばにやってきた。
……
プップリン……
すると、お母さんも、みぃちゃん~と呼びながら、菜美の近くにやってきた。
菜美は、お母さんに名前決めたよ~と話をしている。
黄色いから、プリンちゃん!!可愛いやろ!と主張しているが、お母さんが、昔から猫は、みぃちゃんとかタマって決まってるねん!と譲らない。
菜美とお母さんは、私に向かって、プリンちゃん~みぃちゃんと~と交互に呼んでくる。
菜美が……みぃちゃん?と呼んだので、前足を少しバタバタさせてみた。
お母さんが、ねっ! みぃちゃんって顔してるんだからっ~と言いながら、離れていった。
菜美は、一日中考えたんやけどなぁと、頭を撫でながら、みぃちゃん~みぃちゃん~普通すぎる~と私を見つめた。
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