学級委員

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でも、このドキドキは何?? 「……んない。」 「え?? 美海どした?」 すると亮はアタシの肩に手をかけた。 バッ 「さわんないでっっ!!!」 アタシは亮の手を払いのけて無意識に叫んでいた。 亮はあ然としている。 教室にはアタシの荒い息づかいと、グランドから聞こえるホイッスルの音だけ。 「…わりぃ。イヤだったよな。ごめん」 亮は切なそうに笑った。 ちがう…ちがくて。 でも…なにも言えない。 「……これ、終わったし俺職員室だしてくっから帰っていいよ」 アタシは何も言わずカバンを持った。 「あのっ!!さ…1人でちゃんと帰れる??」 こんなアタシにも優しい言葉をかけてくれる亮。 ごめんね…。 「……だい…じょぶ」 アタシは走って教室をでた。 なぜか涙が溢れてきた。 なにこの涙。 バッカみたい。 自分ばっか被害者ぶっちゃって…バカみたい。 アタシ最悪
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