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暗い空
これは赤い少年との殺し合いから幾日、いや数時間いや、数分後の話
僕はどれくらい歩いたのだろう?
歩みを止めずふと思う
途方もない距離を歩いた気もするし、大して歩いていないのかも知れない
この真っ白な世界は景観というものが無いためどうにも距離感や時間の感覚が鈍る、
いや景観はあるにはあるのだ。
これまで道のりの途中に木々や建物や理解し難い造形物が多々あった。
しかしどれも儚げで消え入りそうで、そこに在るのに、まるで空気のようだったため、殺風景と感じてしまう。
しかし歩いているとは書いたものの、実は特に目的とする地はない、
やるべきことも無いわけでしてこんなに長い冒頭で、
最終的に何が言いたいかといば一言に尽きる、
゙暇゙の一言で尽きてしまうのである…。
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