ミニーがくれた魔法

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スティッチ「ユウナー!」 ミッキー「ユウナちゃん!どこだい?!」 懸命にユウナを呼びますが、出てくる気配がしません。ミニーの方は……… ミニー「ユウナちゃん!いたら返事して!」 エンジェル「ユウナー!」 プルート「ワン!ワン!」 こちらもユウナはまだ見つかりません。一方、ユウナは……… ユウナ「………」 ユウナは近くの川で、涙を流していた……。すると! エンジェル「ユウナ!」 エンジェルがユウナを見つけた! ユウナ「エンジェル………」 ミニー「良かった。無事みたいね。エンジェル、ミッキーたちを呼んできてくれる?」 エンジェルはミニーの言葉にうなずいた。 ミニー「プルート、一緒に行ってあげて。」 プルート「ワン!ワン!」 エンジェルとプルートはスティッチとミッキーを呼びに行った。 ユウナ「あなたは、誰?」 ミニー「私はミニーマウス。ユウナちゃん、会場へ戻りましょう。」 ユウナは ユウナ「でも、私ドレス汚れちゃって踊れないし……それに、ドレスなんて初めから私には……」 ミニー「似合うかもしれないわ。」 ユウナ「え?」 ミニー「あなたも女の子でしょ?女の子はドレスが似合わない子なんていないわ。」 ユウナ「でも、私クラスメートにいつもダサいって言われるの……」 ミニー「エンジェルから少しだけあなたとスティッチの事を聞いてるわ。あなた、本当はとっても優しいって。」 ユウナ「………」 ミニー「女の子はお洋服だけじゃないの。優しい心も必要なの。」 ユウナ「優しい心?」 ミニー「あなたは、とっても優しいってエンジェル言ってたわ。あなたみたいな優しい女の子はドレスがとっても似合うと思うの。」 ミニーとユウナが話していると……… スティッチ「ユウナ!」 ミニー「ミッキー!」 ユウナ「スティッチ!エンジェル!」 エンジェルとプルートがミッキーとスティッチを連れてやって来た。 ミッキー「見つかって良かった。」 ミニー「さあ、会場へ戻りましょう。ユウナちゃん。」 ユウナ「…………」 スティッチ「ユウナ!戻ろう!」 エンジェル「イッショニオドロウ!」 スティッチとエンジェルはユウナに手を差し伸べる。彼女は ユウナ「うん!」 ユウナはスティッチたちと一緒に会場へ帰った。 そして、ドレスがないユウナはミニーに呼ばれて…………
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