現代……

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『…ハァ』 しかもその後、母さんが頼んだらしい荷物宅配の人が来て部屋にあった大方の物を持ってかれてしまった。 『母さんは何をしたいんだ…?』 母さんに渡されたパンフレットを開き、確認を始めた。 何度見ても無駄にデカイ建物、 敷地もかなり広い、 部活は必ず入部、 特別授業が毎月1回、 入学式は明日…か ついでに地図を確認した。 『めんどい…』 入学式は明日だから明日から行ってもよさそうだったのだが 向こうで荷物を片付けなくてはならないので、 今日から行く事にした。 『…行きますか…』 重い腰を上げ、 少ない荷物を持ち 家を出た……。 …が 『……此処何処?』 どうやら迷ってしまったみたいだった…。 地図を見てもさっぱりわからない。 『んー』 同じような塀が続いている。 同じような道が続いている。 『僕って方向音痴だっけ?』 自分自身に疑問を抱きながら、 真っ直ぐ進んでいると… 「あんた何をしているんだ?」 いきなり、上から声が降ってきた。 上を向くと、そこには… 変な人がいたましたとさ チャンチャン♪ 「勝手に終わらすな!?」 『え…めんどい…てか誰?』 「いや名乗る程の者でh『あ、そ…』」 ほっておいといて、歩く事にしました!! あ、後ろで落ち込んでる?← まぁいいや…気にしない気にしない♪ そして、暫く歩いたら 門を発見しやっと中に入る事が出来た。 『なんか、もう疲れた…』 「月影…澪君だね?」 後ろから、爽やかそうな声がした。
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