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『…誰?』
振り返るとそこには、綺麗な人がいました。
「初めまして、僕の名前は、桂 陸〔カツラ リク〕と言います。この学園のQ〔クイーン〕を務めています。」
『クイーン?』
「えぇ…まぁ副会長…みたいなものですかね…」
『ふ~ん…』
桂と名乗る人は、
髪が長く瞬間的に女の人に見えてしまった。
それを本人に言うと、
「よく間違えられます。」
と笑っていた。
職員室がわからない事を言うと桂さんは、職員室まで案内してくれた。
「ここが職員室になりますよ。」
『…ども』
「でわ、私はこれで…」
桂さんは、そう言った後、直ぐに居なくなってしまった。
(あれ?一人称が最初と違う…?)
まぁともあれ、職員室についたので中に入り入学の書類を書いた。
僕のクラスは、1―Cだった。
この学園は、クラスが各学年5つほどあり、その5つのクラスに能力別に分かれている…とかなんとか?
上のクラスから
S、A、B、C、D
で、Dのクラスは落ちこぼれの集まり、Aのクラスは文武両道…
SはA以上の力を持つ者が入るんだそうだ…
(じゃあ僕は普通って事…か)
そしてこの学園でわ
生徒会長、副会長が
K〔キング〕
Q〔クイーン〕
J〔ジャック〕…
会計&雑務が
ハート、スペード、
ダイヤ、クローバー…
一年生の中で一番将来を有望されている者が
A〔エース〕
と呼ばれているらしい…
(トランプみたいだ…)
生徒会の方々は全員Sクラスで、学園で憧れ的な存在なんだよと担任が言っていた。
その後、担任の案内で寮に行き、荷物を片付け始めた。
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