【S.T.T】

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りん「おいっしょっと。」 「んで、何すんだ?」 さっきとは荒音の雰囲気が変わっていたオレは不安を感じていた。 りん「すこし離れてて」 荒音は制服のワイシャツのボタンを1つ外した、 「お、おい!?」 りん「静かに!!」 りんはワイシャツの下からピンク色のネックレスを取りだし、左手で握りしめ、右手で塀に触れながらこうとなえた... りん「S.T.T!!」 すると、塀が光だし 一瞬周りが見えなくなった。 「うわっ!……まぶしい!」 周りが見えるようになった時には...驚愕だった。 「なんだこれ……」 荒音がさわっていた塀の壁が、白い真っ白い、なんの濁りもない純白のドアに… 正確にはエレベーターのドアのようなものが現れていた。 りん「なんだって、見たまんまよ、エレベーター知らないの?」 といってふんっと馬鹿にするように鼻をならす。 「エレベーターぐらい知ってるわ!…お前何したんだ!?」 りん「 ? 超能力だけど」 「ちょ、超能力!?」 りん「あ~、わかるように言うと魔法のようなものね」
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