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そりゃそうだろっ！？
好きな人に、いきなり後ろから思いきり抱きつかれたらそうなるだろ！ね！？みんな！？
葵｢だねぇ、春休み一回も会わなかったもんねっ｣
伸二｢す、少し髪切ったか？｣
焦ってそれしか言えないオレ....
葵｢あっ、気づいた？うれしぃ～！伸二が初めて気づいてくれたぁ！…てか、時間ヤバいじゃん！んじゃ、先行くね!!伸二も早く来なよ～！｣
と走りながら言われたが…
オレの頭の中は
『伸二が初めて』が鳴り響いていた。
ふと我に返り時間を見た。
｢急がなきゃ！｣
俺は学校まで全速力で走り教室に勢いよく飛び込み、友達に笑われ、先生に怒られ、何にもなかったように席に着こうとする、オレ。
だかオレの席は窓側最後尾の、隣に誰もいない特等席だった.....はず...ん？
｢あれ...こいつ誰だ...？｣
なぜかオレの席の隣に生徒が...
教師｢伸二、そのこは転校してきた娘だ、仲良くしてやれっ｣
.........？
え…？…えぇ…!!?
オレが遅刻しているあいだに、転校生がきてたなんて…
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