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とある世界のとある国のとある地域のとある街には、とある高等学校が建っていた。
山を切り開いて出来た広大な土地を余す事なく建てられた校舎は、見事なまでに入り組んでおり、それはまるで迷宮のよう。
入学してきた新一年生の殆どが迷ってしまうと言うのだから、本物の迷宮と言える。
それ程までに広大な土地と、数多の校舎を持つ故、この学校は何しろ人が多い。
生徒、教師、係わらず。
そして、部活の数もそれに比例し、公認非公認合わせ三百を越えるという大量っぷりであった。大漁旗を上げたい程に多い。
さて、これから始まるお話は、この学校に溢れる大量の部活、そして変人達が巻き起こす笑いあり、ふざけあり、涙とラブは少々の、崩壊変人変態物語である!
人は何故生まれてなんの為に生きるのか。
なんて深い話なんて皆無の、ネタとギャグが混沌とした浅過ぎて干からびた物語。
厳戒注意で、部屋を明るくして画面から離れて読むんだぜ。作者の一生のお願い。
さて、それでは、始まり、始まり――
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