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「ふふふ♪」
「なぁにー？朝からニヤけちゃって」
「いやー…ねぇ？」
朝からたかちゃんに会ってウキウキしてます。桃香です。
「いやいや、ねぇ？言われても分かんないから!」
あ、紹介遅れました、私、間宮薫と申します。
席が近いということで、友達になりました。
「さっきねー、たかちゃんに会ってきたんだー♪」
「たかちゃん??彼氏なんていたんだ、桃香」
「かおちゃんひどーい!でも、たかちゃんは彼氏じゃないよー」
「じゃあ片想い中だ♪若いっていーね」
んー、好きとは違う気がするなぁ…
「片想いも違うよ？」
「じゃあなんでそんなにウキウキしてんのよ？それよりさ、たかちゃんてどんな人？かっこいいの？」
「ほらー、みんな席につけー!!」
「かおちゃん、先生来ちゃったからまた後で話すね」
「絶対だかんね!!」
「はいはい♪」
んー、かおちゃんに言われて思った
私はなんでこんなにウキウキしてるんだろう
好きかと聞かれれば違う
嫌いかと聞かれればそれもまた違う
ただ…
そう、ただ一緒にいたいんだ
ただそれだけ。
私は気を紛らわせるために桃色のキャンディーを１つなめた
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