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信じられないって俺の服をを恐る恐る触って、好きって言ってよかったと小さく呟いた。
「でも付き合うのは受験が終わってから。………沢村見てたら受験勉強に集中出来ないから」
「わ、私 その一言で2年は大丈夫だよ!」
涙を目いっぱいにためながら、ガッツポーズしてきたから思わずまた笑いそうになった。抱き締めたくなったことは内緒だ。
「2年じゃなくて半年だよ。俺、好きな人と両想いなのに2年なんて待てない」
真っ赤になった彼女は、俺をまっすぐと見て「小林さんって天然のたらしなの?」なんて言ってきた。
よく分からんけど、今の一言で5年は大丈夫らしい。
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