歩武

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戦力としてはまぁまぁだろう。 曖灯の名前は書いていないが俺の小姓ということになった。 副長はあんまり見廻りとかいかないみたいだけど。 俺としてはそちらの方がありがたいけど。 曖灯の傍にいれるし。 いつでも曖灯が寝れる。 でも稔麿が隊に入っちゃったのは嫌だな。 仕方ないけどね。 「稔麿、隊士?」 「そうだね。 曖灯も隊士がよかった?」 「あーちゃん、一緒。」 「そっか。」 よかった。 曖灯はこれで満足みたい。 さてとこれから頑張らないとな。 「沖田です。入っていいですか?」 「どうぞ。」 沖田は入ってくる。 後ろにおまけを付けて。 「曖灯?」 「はい。平助が仲良くなりたいみたいで。」 「この部屋でならいいよ。」 「やった!」 俺は邪魔かな? 目的は曖灯だし。 「俺藤堂平助。よろしくな。」 「曖灯。よろしく。」 なんか喋ってくれただけで凄く嬉しい。
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