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邸に帰るとみんな驚いた。
当たり前か。
なんたって子供を拾って来たのだから。
でも稔麿はすぐに受け入れた。
多分俺に嫌われたくなかったからだと思うけど。
それでも受け入れてもらえてよかった。
この日は曖灯に無理矢理食べ物を食べさせた。
じゃないと死んじゃうから。
でもほんの少ししか食べなかった。
それから風呂に入る。
一人で入れたら溺れて死にそうだから一緒に入った。
曖灯はとても気持ち良さそうだった。
風呂からでたら着物がないことに気づいた。
だから稔麿の小さくなった着物を借りることにした。
それでもブカブカだったが。
それから寝るのは少し間を開けようかと思ったがどうやら俺のことを気に入った見たいで着物の裾を掴んできた。
この日は一緒の蒲団で寝た。
稔麿は怒っていたけど。
だから明日一緒に寝てあげるって言ったらおとなしくねた。
稔麿は案外扱い易い。
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