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己の好きな色。
黒にしか見えないけどでもこれは百入茶だってわかった。
なんでかな?
わからないや。
「おや、折り紙ですか?」
「誰?」
曖灯は知らないのか。
まぁ仕方ないかな。
「山南敬助です。よろしくね。」
「曖灯。」
きちんと挨拶をしてくれました。
してくれないと思いましたがちゃんと教育されたみたいですね。
なにより可愛いです。
長州にはこんなに可愛い子がいたんですね。
「お茶にしますか?」
「仕事はないのか?」
「芹沢さんこそ。私はキリがついたので休憩をと思いまして。」
結局みんななんだかの理由をつけて曖灯を見に来ただけじゃん。
曖灯は人気者だね。
まぁ可愛いしね。
まだ少し震えてはいるけど。
「曖灯、お茶にする?」
「ん。」
「それでは人数分もってきますね。」
山南は勝手場へ向かっていた。
山南が戻る迄に沖田が戻ってくる。
暫くすれば山南も戻ってくる。
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