悠久

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新撰組って色々面倒だよね。 今回は松本良順っていう先生が来て体とか見るみたいだし。 面倒だよ。 「己、する?」 「うん。しないといけない。 一緒だから心配はいらないよ。」 「ん。」 僕は吃驚だよ。 まさか新撰組がこんなことしてるとは思わなかった。 てか、僕も受けないといけないのが面倒。 やってらんないよね。 「稔麿、や?」 「うん。嫌。 曖灯は嫌じゃないの?」 「ない。」 あっ、そっか。 曖灯はこういうの初めてなんだ。 すっかり忘れてたよ。 「おい。次お前らだ。」 土方だ。 また曖灯が怖がってる。 曖灯はすぐに俺の処にくる。 まぁまだ走る体力は戻ってないから歩いてだけど。 「開ける前に断りをいれてよね。 行くよ。曖灯、稔麿。」 「ん…。」 「うん。」 俺と曖灯と稔麿は広間に向かう。
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