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やっぱり最後に食べ終わったのは己。
食べ終わり次第自由解散だから段々怖いのは何処かへいく。
「じゃ行こうか。
稔麿、俺と曖灯出掛けてくるから。」
「うん。わかった。」
やっとあーちゃんと出掛けられる。
嬉しいな。
「あーちゃん、いく！」
「刀とお金取りにいかないといけないでしょ。」
「ん。」
己はあーちゃんと手を繋ぐ。
部屋に行ってから己も刀を持つ。
あーちゃんみたいに立派ではないけど。
だって己のはもうほとんど使い物にならないから。
あと一回が限界だろう。
「行こうか。」
「ん！」
やっとあーちゃんとお出かけ。
何処にいくのかな？
己はあーちゃんと一緒ならどこでもいくけど。
「あーちゃん。何処、いく？」
「ん？あぁ。
そろそろ曖灯の刀と下駄を買わないといけないでしょ。」
「ん。」
あーちゃんはなにもかまお見通しだ。
今の下駄は少し小さい。
成長している印だ。
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