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クロア「今我に誓いを立てその黒き姿を表したまえ」
クロアの手から黒い電撃が溢れ出す
JJ「血…こんな事でへばってちゃ…」
JJが前を向く
クロアからおぞましい色の魔法が出ている
JJ「悪魔…?」
クロアが黒髪の少年を向く
クロア「電撃魔法」
クロアが少年に手を向ける
クロア「ゼラ!」
ボアアアアアン!!
少年に向かって巨大な電撃が放たれる
少年が慌てて回避行動を取る
少年「黒の電撃!?」
ガーン!!
電撃が王宮に当たる
壁が崩れる
少年「クソッ。逃げるしかない」
キュワワワ
少年がまた羽を再形成し、飛んで行く
クロアは黙ってみる
クロア「はぁ…行ったか…」
後ろを向くとJJが立っていた
JJ「あ、ありがとう。」
クロアはドキッとした顔で
「あ、あぁ…」
と言った
そしてまた草むしりを始める
心の中でクロアが「言うな」と何度もいう
しかし、JJは言う
JJ「黒の魔法師 ドウェインは黒の魔法を使った。その様は悪魔と言われた」
クロアがJJを睨む
まるで獣が威嚇する眼
JJ「なっ何よ!あなた魔法使えるんじゃない!!しかも飛びっきりお強よいのを」
クロアの顔が緩む
そして唖然とする
そして渇きのような声で言う
「お…オレが…怖くないのか?」
JJ「何がよ!!黒魔法使えるなんて貴重な戦力よ。」
この時
クロアは始めて自分を自分で許した
生まれてきた自分の存在を許した
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