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なんだかんだで入学式を終え、理沙たちはクラスに入った。
理沙と美代子は2人とも1年E組だった。
「美代子~、同じクラスでよかったよ~。」
「だね~。」
フワッ
甘い香りが2人の前に一瞬広がったかとおもうと爽やかな風が過ぎて行った。
見るとそこにはキングオブイケメンオブハンサムな男が立っていた。
「あっちゃん、同じクラスか。」
「おう、たかちゃん!いや~、東中のイケメンが同じクラスとはこりゃヤバいな。」
「なにがヤバいんだい、あっちゃん。」
「おう、たかちゃん。華の女子高生たちを前にやることと言ったら一つしかないじゃないか。」
「やることってなんだい、あっちゃん。」
「おう、たかちゃん。そりゃ彼女作りに決まってるじゃないか。」
「それがなんでヤバいんだい、あっちゃん。」
「おう、たかちゃん。それは東中不敗のたかちゃんがいたら女はみんなそっちに行っちゃうじゃないか。」
「そんなことないさ、あっちゃん。」
「おう、たかちゃん。そんなことあるぜ。百戦無敗、ミスター百人斬りのたかちゃんだぜ。」
「正確には103人だぜ、あっちゃん。」
「おう、たかちゃん。そうだったな。」
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