出会い

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湊ver バタバタバタ 「いっちゃった」 切なそうにまおが出ていったドアを見つめる。 下宿に入る初日、何十年ぶりに湊はまおと再開した。 いや、再開したとゆうより湊が必然的に巡り会わせた。とゆう方が正しいだろう * * * * * 湊は小さい頃から 無口で大人しく 人よりずば抜けて優れていた、いわば秀才であり、子供らしさなんて少しも感じさせないような子供だった。 * * * キャー キャー 幼少期 みんなが外で遊んでいる中湊はいつものように読書をしていた。その時教室にいきなり男の子と女の子が入ってきたことから始まる。 ねえ!まおちゃん まおちゃんてば 僕のお嫁さんになって! やだよ~~!まあくん まおはお嫁さんじゃなくてお姫様になりたいの! じゃあ、お姫様でいいからなってよ~~! もーやだっ! あ!みなとくんならいいよ まおの王子さまにしてあげる♪ キラキラした瞳で湊を見つめるまお。 今日からまおの王子さまね、約束! キュッ 優しい指切り よろしくね、まおの王子さま! 無邪気な笑顔 屈託のない笑顔で俺をまっすぐに見つめる瞳 可愛らしくピンクに染まる頬 正直 ……嬉しかった みなとくん返事は? ……うん 今日からずっと一緒! …うん! このとき初めて俺は人に興味を持った。 同時に心臓が熱くなった
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