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しばらくして…
翔太郎「…うっ…」
翔太郎は目を覚ました。
光太郎「良かった、目を覚ましたみたいだね。」
翔太郎「あんたは…!そうだ、あいつらは!?」
光太郎「…すまない、逃がしてしまった。」
翔太郎「そう…か…」
光太郎「あ、これ。」
光太郎は、ロストドライバーとジョーカーメモリを翔太郎に渡す。
翔太郎「あ、ありがとう、助かったよ。」
光太郎「僕とは違うけど、君も仮面ライダーなのかい?」
翔太郎「はい。俺は未来から、奴らを追ってこの時代に来たんです。」
光太郎「未来?…なるほど。翔太郎君、奴らの計画について教えてくれないか?」
翔太郎「はい。奴らは、俺達の時代のガイアメモリ…簡単に言えば、使用者に力を与える物を手に入れて、奴らの怪人の力とガイアメモリの力を合わせた、ゴルゴムドーパントを大量に作ろうとしているんです。」
光太郎「ゴルゴムドーパント…そうか、さっきの奴はその一体だったのか。」
翔太郎「闘ったんですか!?」
光太郎「うん。かなり苦戦したけど、何とか倒したよ。その君が持ってる黒い物もガイアメモリなの?」
翔太郎「ええ。俺の場合は、このジョーカーメモリをロストドライバーに射し込む事で、仮面ライダージョーカーに変身しています。」
光太郎「…どうやら、君は改造人間ではないようだね。」
翔太郎「改造人間?」
光太郎「いや、こっちの話。忘れてくれていいよ。」
翔太郎「?」
光太郎「とにかく、ゴルゴムドーパントを大量に生産させる訳にはいかない。何とかして奴らのアジトを見つけないと!」
翔太郎「そうですね。」
(キャアアアア!)
翔太郎「!悲鳴だ!」
光太郎「向こうからだ!」
二人は、悲鳴の聞こえた場所へと向かう。
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