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翔太郎(俺は…死んじまったのか…)
フィリップ(翔太郎!)
亜紀子(翔太郎君!)
翔太郎(…あいつら、今頃泣いてるかもな…)
亜紀子(翔太郎君!いい加減に目を覚ましなさい!)
(バコッ!)
翔太郎「いってえええ!」
翔太郎は目を覚ました…病院のベッドで。
亜紀子「あ、起きた!」
フィリップ「翔太郎!大丈夫かい!?」
翔太郎「あぁ?フィリップ…亜紀子…?ここはあの世…じゃねぇのか?」
亜紀子「何寝ぼけた事言ってんのよ!」
(バコッ!)
翔太郎「いったぁ!」
照井「ふっ、相変わらずハーフボイルドな奴だ。」
翔太郎「照井…じゃあここは…俺の時代か?」
フィリップ「そうだよ。君は一週間前にこの時代に帰還、しかしかなりの大怪我をしていたので速攻入院。で、今の今まで眠ってたって訳さ。」
翔太郎「そうだったのか…!過去の事件はどうなったんだ!?」
フィリップ「心配ない、ちゃんと本棚で調べたよ。『未来から来た仮面ライダー…通称ジョーカーと仮面ライダーブラック、そして骸骨の仮面ライダーの手によって、ゴルゴムの計画は阻止された…』元々の歴史とは変わったが、見事歴史の改変は防いだようだね。さすがだよ。しかし、まさか過去の鳴海壮吉に会うとは…想定外だったよ。」
翔太郎「…光太郎さんやおやっさん、急に俺が居なくなって心配してないだろうか…」
フィリップ「それなら問題ない。ここに来る前、事務所でこんな物を見つけたんだ。」
フィリップは一通の手紙を取り出した。
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