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手紙の内容はこうだった。
『翔太郎君、あの事件の後、君は僕の前には現れなかった…僕は、君が未来の…自分の時代に戻ったんだと信じてる。だから、僕は僕の時代を守る。未来に居る君に繋げるために…この手紙は、君の未来の師匠である鳴海壮吉さんに渡しておくよ。あの人に渡しておけば、この手紙が君に届く確率が高いからね。じゃあ翔太郎君、未来は任せたよ。過去と未来、時代は違っても、僕達の絆は変わらない。 南 光太郎より。』
翔太郎「光太郎さん…ありがとう…」
フィリップ「どうやら、重要な物を任されちゃったみたいだね、翔太郎。」
翔太郎「…ああ…この時代は俺が守る。」
フィリップ「それを言うなら…」
翔太郎「『俺達が』…だろ?」
フィリップ「分かってるなら言ってくれよ、翔太郎。」
翔太郎「悪い悪い。俺達がこの時代を守る…絶対にな!」
フィリップ「ああ!」
照井「俺も同じ気持ちだ。」
亜紀子「みんな、頑張ろ!」
翔太郎「任せときな、いてっ!」
フィリップ「無理は禁物だよ?翔太郎。」
翔太郎「はぁ…これじゃまさにハーフボイルドだぜ…」
亜紀子「いつもの事じゃない!」
翔太郎「何だとぉぉぉ!?亜紀子ぉぉぉ!っ、いってえええ!」
亜紀子「ハハハハ!無理しないの!」
翔太郎「くそぉぉぉ~!覚えとけよぉぉぉ!亜紀子ぉぉぉ!」
…時代は違えど、仮面ライダーの絆は繋がっている…永遠に…
終わり
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