2の部屋

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「今から部屋に向かうけどリオウもくるか?」 「……遠慮する……」 面白くねー奴。 「じゃあまた来たくなったらこい」 キオウは、部屋から出ていった。 松林は、部屋に着いていた。 静かにドアを開ける。 ギィィィィィ…… 廊下にドアの開く音が響く。 松林が部屋に入った。 バタンッ 松林が入った瞬間、ドアが勢いよく閉まる。 そのころキオウは、もう部屋の中にいた。 今は、姿を消している。 「ここがあなたの人生が決まる場所です」 キオウは、姿を消したまま話しかける。 「キオウさん!?どこですか?私は、何をすれば……」 「あなたは、なにもしなくていい」 グサグサグサッ 「キャアアアアッ」
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