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「アハハハ……まだ死なないんだ。強いね、女なのに……強い人、俺大っ好き。だって遊びがいがあるんだもん」
キオウは、松林の額からナイフを抜いた。
グチャ
グサッグサッグサッ
ナイフで何度も頭や心臓を突き刺した。
キオウが松林で遊んでいると、ドアが開く音がした。
リオウだ。
「おい、キオウ。もうそいつ、死んでんぞ」
「知ってるよ。こいつ、強い奴だから俺からの褒美だ」
グサッグサッグサッ
松林の頭や心臓は、もうグチャグチャになっている。
「やりすぎだ……」
グサッグサッ
ピタリ
最後に、ナイフを頭に刺してキオウの動きは止まった。
「……飽きた」
パチンッ
キオウは、手を上げ指を鳴らす。
ギィィィィィ……
ドアが開き、霊がぞろぞろと入ってきた。
「処分しろ」
松林を指差しながら、霊に命令した。
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