3の部屋

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その頃鈴本は、もう部屋に着いていた。 「なんだ?この部屋……」 「この部屋は、あなたの人生が決まる場所」 ビュー 「うわっ」 鈴本の人生は、『突然、風が強く吹いた。体がバラバラになって死ぬ』だった。 ビュー 風は、館が壊れないぐらいの強さだ。 ビッ ボトッ 「ぐっ……」 突然、鈴本の右腕が床に落ちた。 風が吹いていると思っていたが、風と一緒に切れ味がいい刃も飛んでいる。 ビビッ 「うっ…なっなんだこの風!」 「フフフ……これがあなたの人生ですよ、鈴本さん」 キオウは、風の吹き始めている壁の前にいた。 「なん…だと!?騙したのか!」 鈴本は、だんだんとキオウのほうに歩いている。 ビッ ザクッ 鈴本の体は、もうボロボロだ。
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