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その頃鈴本は、もう部屋に着いていた。
「なんだ?この部屋……」
「この部屋は、あなたの人生が決まる場所」
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「うわっ」
鈴本の人生は、『突然、風が強く吹いた。体がバラバラになって死ぬ』だった。
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風は、館が壊れないぐらいの強さだ。
ビッ
ボトッ
「ぐっ……」
突然、鈴本の右腕が床に落ちた。
風が吹いていると思っていたが、風と一緒に切れ味がいい刃も飛んでいる。
ビビッ
「うっ…なっなんだこの風!」
「フフフ……これがあなたの人生ですよ、鈴本さん」
キオウは、風の吹き始めている壁の前にいた。
「なん…だと!?騙したのか!」
鈴本は、だんだんとキオウのほうに歩いている。
ビッ
ザクッ
鈴本の体は、もうボロボロだ。
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