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「なぁキオウ、その性格やめたら?不気味だよ」
「どの性格?」
「その性格。人が死んだら口調変わるじゃん」
リオウは、死体に近づき足でつつき始めた。
「別にいいじゃん」
パチンッ
キオウは、手を上げて指を鳴らした。
カチッ
鍵が開く音。
ドアが開いて、次々に霊が入って来た。
「こいつを処分しろ」
キオウが斉藤を指さしながら、霊に指示した。
その瞬間、霊たちは死体を食べ始めた。
ガリッ
ゴリッ
「うわぁ」
リオウが驚く。
「……お前大丈夫か?リオウ」
念のため聞いておくべきか……
「ガス?」
「あぁ」
普通の人間だと死んでいる。
「大丈夫。お前は?」
俺は……
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