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琳は夢だってもってなかったし歌手なんて全く興味がなかった
毎日こんな感じだった
でもあることがきっかけで
琳はいつの間にかうちのような性格になっていた
小学５年のとき
ある女の子がうちの小学校に転校してきた
名前は樹(いつき)仮名
樹は明るくてとても面白い
背も小さくて目がぱっちりで
まるでマスカラでもつけているようだった
しかもアイドルみたいに
かわいい
みんなはすぐ樹の回りを囲い自己紹介を始めた
「人気者だねぇ…」
うちは琳に呟いた
「まぁかわいいしね、でもうち樹と保育所一緒だったんだ」
うちはじゃあもともとなかいいんだと思った
樹はあっとゆうまにクラスになじみうちもたまに話すようになった
でも樹ちゃんといっていた
まだなれないからだ
樹もうちのことは名前で呼ばなかった
樹はクラスでいつも一緒にいた仲良し四人組の女子のグループにいた
なぜかうちの学年はグループで行動することが多く休み時間は決まってグループでいる人が多かった
そのため中いい人しか絡まず
差別もよくあった
うちはそれが不思議でたまらなかった
いろんな人と絡めばいいのになぁと思った
琳は毒舌だけど優しい一面もあるからうちと同じ考えをしていた
だからいろんな人と絡み話して遊んだ
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