-壱章-

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ガガッガッピンポンパンポーン いきなり放送が入ってきた 全員の沈黙は破られ 叫びだす生徒が溢れた 《アぁ聞こヱマすカ?》 機械の声がスピーカーから聞こえてきた 《ワたしワダウトデす》 声の主は[ダウト] 《ワたシが校長ォ殺しマ↓》 [ダウト]はキヒヒと不気味な笑い声と一緒に 殺人を告白した... 体育館の中はざわめき 一人の男子生徒が悲鳴をあげながら 外に出た瞬間 ボンッ 男子生徒の頭が爆発した 彼はまた体の至る部分が爆発した 肉片と血液になった男子生徒は ベチャッと音をたてて床に落ちた 《キヒヒ馬かデスねェまァイいです一人位いなクなっても構いマ千》 [ダウト]はまるで子供のような 雰囲気で喋っている そう人間というお気に入りの玩具で これから遊ぼうとしていたから .
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