-壱章-

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或都はにこりと笑って 「ヒントとかもちろんあるんだろ?」 或都はその笑顔を崩さないまま [ダウト]に言った 《も地ろんあルよォそれ丈?》 [ダウト]も或都と同じ口調で言う 或都はニコニコしたままだ 「あとさぁ食料品とかどうするの?」 あははと笑いながら或都は言う それを観ている外野は 異様な光景を観ているようだった 或都は[ダウト]と同じく これから始まろうとしている 死のゲームを楽しみにしているようだった 《大丈夫だョ食料品とカは藻ち炉んぁルよこの学校乃どこかニね☆》 [ダウト]はまた狂喜に笑っている 或都はまだニコニコしている 《もゥ質問ワいいカ名溢月或都くン》 [ダウト]は早く早くと急いで 遊びたい子供のように喋っている 「あぁ構わないよ♪」 或都も無垢な園児のように 無邪気に笑っている 《それジゃあ楽し猛デスゲームオ!!!!!》 [ダウト]そう言った瞬間 いきなりその場にいた全員の携帯が鳴った .
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