293人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから僕は1人ぼっち
ご飯も食べてお風呂も入って
なんにもすることもなく
寝室に閉じこもった
ーPM 11:30ー
ふと時計を見ると時刻は
11時30分になっていた
青「あと30分しかないやん…」
僕の呟きは寝室に虚しく消えた
たっちょんは今ごろ亮と
ご飯を食べてる…
もしかしたら、もう僕のとこに
帰って来ないかもしれへん
青「…っ、嫌…やぁ…」
そう思うと溢れる涙
青「…たちょ…ぉ…グスッ…寂しい…っ…」
止まることを知らない僕の涙
青「…たちょが…居らんと僕…
生きてかれへん…よぉ…っ…(ギュッ)!!?」
そう泣きながら言った瞬間に
後ろから抱きしめられた
間違いない。たっちょんや
緑「やーす」
耳元で低く優しく
僕の名前を呼ぶたっちょん
青「…ふぇ…っ…たちょぉ…」
たっちょんの声を
聞いたとたんに溢れだす涙
緑「ごめんな?寂しかったやんな?」
抱きしめる腕にさらに力を強め
謝るたっちょん
青「おん…寂しかったよぉ…」
僕もたっちょんの腕を
掴みながら言った
最初のコメントを投稿しよう!