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緑「これ…探しててん」
そう言って小さな箱を
僕の目の前に差し出す
青「…?」
しばらく固まっていると
たっちょんは腕を離し
僕の目の前に来る
緑「ほんまは亮ちゃんと
出かけてへんねん…
ずっとこれ探してた」
そう言いながら箱を開けた
その中には
キラキラ光るシンプルな指輪
青「っ!これ、僕に…?」
びっくりしながら聞く
緑「おん。記念日やから」
記念日やって覚えてくれたんや…
僕はそう心の中で呟いた
緑「なあ、手出して?」
青「?」
訳がわからず右手を出すと
緑「ちゃう。こっち!」
左手を掴まれそして
薬指にはめられた指輪
青「たちょ…っ///」
緑「これからも俺だけの
やすで居ってや?」
僕の目を見て真剣に
問いかけるたっちょんに
僕は答える
青「もちろんやで//
たちょも僕のたちょで居てや?」
上目遣いで見上げる
その瞬間
ーちゅっー
不意にぶつかる唇
緑「やす、かわいすぎ
大好き。愛しとる」
青「僕やって大好き。
愛しとるもん//」
今日は僕達の記念日
やっぱ僕、たっちょんが
居らんとあかんみたい
ーENDー
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