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青side
まると話していると
たっちょんが僕たちのところへ来た
橙「頑張りぃや?」
まるは耳元でそう言うと
亮のところへ行ってしまった
取り残された僕はたっちょんと
2人きりになるわけで
決心したばかりの僕の心臓は
鼓動が速くなっていた
緑「やーす」
僕の大好きな低い声で呼ばれた名前
青「な、なん?」
いきなりのことに声が裏返ってしまった
緑「ふは、なんで裏返んねん!」
たっちょんは笑いながら
僕の隣に座った
ードキン、ドキンー
あかん、心臓が持たへん
たっちょんをチラッと見ると
視線がぶつかった
緑「どーしたん?」
ふわりと笑って首をかしげるたっちょん
僕は恥ずかしさから
俯いてたっちょんから視線を外した
緑「……」
青「……」
沈黙が続き気まずい空気が
僕たちの間に流れる
あかん、もう伝えてええよね?
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