告白
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目に入ったのは笑顔。 風になびく髪をおさえながら真由は言った。 「ありがとう。」 そしてそのまま走っていってしまった。 俺はというと、その笑顔に見惚れてしまい……脳内で何度も再生していた。 気がつけば、運動会の午後の部を告げる放送が流れ、そして膝の上には猫が気持ち良さそうに寝ていた。
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