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「ごめん、待たせた??」
走り寄ると彼女、真由はにっこりと微笑んだ。
「ううん。あ、この体勢でいいかな?」
猫を愛おしそうに眺めながら言う真由は超絶的に可愛い。なので、俺は頷きでしか答えることができなかった。
真由の隣に座り、猫のあごをちょいちょいと撫でてみた。猫はチラ見しただけで、また目をつぶる。
「…愛想ないな。」
「多分照れてるんだよ。あ、眠いのかも。」
俺の呟きにすかさずフォローを入れてくれる。
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