猫には猫の学校がある!

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………………(略)………………  「よし、とりあえずボックスは全員出来たようだな。では、今からは個々で自由にやってもらう。では、散開してかくじはじめろ。」 「どうするニャ?とりあえずシフトアームからやっとくかニャ?」 「そうだな。じゃあ俺は武器からやっとくか。」 そう言ってレアトは、斧、棍、大剣、チャクラム、打根二つ、メリケンサック二つと指輪八つを地面に放り投げた。 ………………(略)……………… 「よし、俺は出来たぞ。ループお前の番だぞ。」 「…あぁ、ちょっと寝てたニャ。じゃあさっさと片付けちまうニャ。」 そういってループはネックレスと指輪、ロングソード、短剣、レザーメイルを取り出すと、ネックレスの鎖から剣のメタファーの部分を外し、ロングソードと剣のメタファーのアクセサリー、短剣と指輪、レザーメイルと鎖に分けて地面に放り投げた。 「じゃあロングソードからやっとくかニャ。」 そう言ってループは油の入った瓶をあおって、油を口に含み、飲み下した。 「『シフト』」 …隣り合った、ロングソードとアクセサリーの輪郭が曖昧になっていき、淡い緑の燐光を放つ液体になった。そのまま、その液体は地面に染み込むこともなく留まり、ループが触れると一瞬強く瞬いて、元のロングソードになった。 ………………(略)………………  「全部終わったニャ。無発現開閉は…。めんどくさいし、やめとくニャ。どうせ出来るしニャ。」 「俺は出来ないんだが…。まあ無発現開閉は自由って言ってたしな…。」
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