プロローグ

8/11
前へ
/161ページ
次へ
思い出した事があった。 コーヒーショップの店長兼オーナーの佐藤さんは時々休憩時間にみんなで食べるお寿司を買っておいでとお金を私に渡して樋口さんのお寿司屋でお寿司を買う時があった。 その時、手前にレジ係のおばさん達が数人いるのに、わざわざ奥でお寿司を握ってる樋口さんを呼ぶ。 そしていつも私の会計には樋口さんが対応していたのだ。 おばさん達は私を見て意味ありげな笑いを浮かべてた。 買いにいくたびに毎回樋口さんが対応する… まさか…私に気がある!? まさか…ね…? だって13才も年が離れてるんだよ? ありえないありえない。
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加