本当に...?

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私は、すぅっと息を吸って あの時 出会って付き合ってと言われた時の彼のように、 しっかりと目を見て 「ごめんなさい」 って言った。 ...言ったよ。 ......言っちゃったよ。 これで大丈夫...。 バスケに集中出来る。 「理由....教えて?」 彼は、 動揺もせずに言った。 答え、分かってたんじゃないの!? 「理由は.... 初対面であんなこと言われて、私っ、あなたの事何も知らないし...ってかなんで私の事知ってるのかも知らないしっっ!!」 「.....。」 何も言えなくなった彼を見て 私は、ムキになりすぎたんだと自覚した。 「...ごめん。」 私は、冷静さを 取り戻し謝罪した。 彼は、 ぽつりぽつりと話し出した。 「ごめん、ちゃんと告白したつもりだった。」 「なんで? なんで私なの?」 1番気になってた事。 つい、聞いてしまった。
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