笑って

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心の中で 何かが崩れた気がした。 そのまま座り込むと思った。 けれども体は心と真逆の行動をし始める。 私はそのまま、 芽衣の方へ走って行く。 私の存在に気付いた芽衣が 軽く挨拶をして電話を切った。 「芽...衣...。」 泣きそうな、怒りそうな、 複雑な顔をしている私を見て、芽衣はそっと近づいて来た。 「恵...どうしたの?」 「森澤君ってどんな人なの...?」
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